人材紹介会社に依頼するしてしまうのはなぜか？

人材紹介会社を利用されていますか？

全国的に人材紹介会社を利用している病院・施設は多いかと思いますが、その費用は年間370億円程とも言われています。

年間ですよ、年間。

つまり、それだけ多くの施設が採用に苦慮しているということの現れでもあります。

病院によっては数千万円も採用にお金を掛けているところがあり、この費用が医療の質の向上に使われなかったことが何より残念です。

人材紹介会社はどうやって人を集めているの？

人材紹介会社がどのようにして看護師を集めているかご存知ですか？

・看護師向けのメルマガ登録すると人材紹介会社への登録バナーがついてきて、なんとなくクリック、登録。

・普段見ているサイトに表示されているバナーをクリックして登録

・無料の看護師イベントに参加したら登録

いろいろな方法で看護師さんの囲い込みをしています。

つまり、結構なお金を掛けているということなんですよ。

広告費をめっちゃ掛けているから、病院が支払う手数料もめっちゃ高い！

手数料がどのくらいかご存知ですか？

人材紹介会社が病院に請求できる法的な上限は30％です。

つまり、年収500万円の看護師をマッチングできた場合

500×30％＝150万円になるんです。

すごい高いと思いませんか？

つまり、中規模病院で10人を人材紹介会社を経由して採用した場合、

1500万円なんてことになってしまうんです。

数千万円かかってしまうというのもうそじゃないなって感じてきますね。

毎年こんなにかかったらさすがにしんどいですが、

多くの病院ではここに対する対策はあまりとっていないように思います。

どこでそれを感じるかいったら、看護師採用のページの作り方です。

人材紹介会社に依存していたら、広告のセールみたいに月収〇〇円、福利厚生バッチリみたいな謳い文句で人を集めないと行けなくなりますが、ホームページでしっかりと記事を作れば、病院の魅力であつまってくれます。

福利厚生バッチリっていっても、思うような内容じゃなかったとか、月収〇〇円っていっていたけど割に合わないとかで離職されてしまいます。

実際、ホームページからの採用の方が離職率が低いとも言われています。

ホームページ採用導線がしっかりと作られれば、人が足りないということもなくなり、人材紹介会社からその場しのぎで人材を補充することも必要なくなります。

人材紹介会社の持っていう情報が全てではない

　よく考えてほしいのは、人材紹介会社の持っている情報は、病院から聞き取りをした一部の情報に過ぎないということです。つまり、本当の病院の魅力を知っているのは働いている人なのです。

なぜそこで働き続けているのかと従業員全員にアンケートをとったら働き続ける理由が見えてくると思います。

　仕方なく働いているとしても、働き続けられる理由がある。もしくは、壊滅的な理由がないということ。

　それだけ宝のような情報をみすみす紹介会社に渡して、お金を払って採用するのはなんだか残念な気持ちになります。

　人材紹介会社がしているのは、看護師へのアプローチにお金を多額にかけて集めているということ。では、人材紹介会社に頼らずに採用を進めるためには、いかに看護師にアプローチしていくかを考えていくことが大切です。

　ホームページの作成、SNSの活用、Indeedのような採用サイトの活用によって、看護人材の採用費用は格段におさえることができます。

　自院の魅力を再発見し、自院の魅力で看護師と繋がる基礎を作ってみませんか？